当法人は、防災意識の高揚と防災対応力の向上、防災業務関係者の育成などを目的に平成6年4月に設立され、今年で29年目を迎えました。防火・防災の法定講習や講師派遣事業、救命講習、検証訓練指導、連結送水管の耐圧試験事業などを実施するとともに、オープンから20年目となります災害体験施設「札幌市民防災センター」の管理・運営業務を担い、これまで110万人を超える方々にご来館をいただいております。
昨今の北海道を含め日本全国を襲う災害は、地震だけでなく風水害など多岐にわたり、その対応・対策においては報道やSNSなど、その情報は、手段の多様化も加わって、より身近なもの、“自分事”として受け止められつつあります。皆さまの家庭をはじめ地域や職場などにおける防災・減災対策、自助・共助の大切さが叫ばれる中、当法人は、これからもさまざまな事業に取り組みながら「市民の皆さまの安全・安心のパートナー」として、より一層お役に立てるよう全力を尽くしてまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
令和4年7月1日
公益財団法人札幌市防災協会 理事長 佐 藤 有
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