当法人は、防災意識の高揚と防災業務関係者の育成などを目的に、平成6年4月に設立され開設25年を迎えました。また、オープンから16年目となります市民防災センターには、これまで100万人を超える方々にご来館いただいております。
昨年9月に発生しました北海道胆振東部地震では、札幌市におきましても震度6弱の揺れを記録し、液状化などにより大きな被害が発生しました。また、この地震により北海道全域が停電する、いわゆるブラックアウトに陥り、市民生活や経済活動などに大きな混乱を招き、家庭をはじめ地域や事業所などにおける自助、共助の大切さを改めて痛感した方々も多いことと思います。
平成から令和へ、新しい時代の幕開けとなりました。当法人は、これからもさまざまな事業に取り組みながら「市民の皆さまの安全・安心のパートナー」として、より一層お役に立てるよう全力を尽くしてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
令和元年5月1日
公益財団法人札幌市防災協会
理事長 大 島 光 由
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