火災を発見したら、一刻も早く119番に通報してください。119番通報は、各市町村の消防局や消防本部につながります。そのため、単に区、町名だけでなく、具体的な目標や状況を伝えると、消防車や救急車が早く到着することができます。
「火事」か「救急」かをはっきりいい、正確な住所を伝えることが大切です。 ※いざいうときのために電話のそばにあなたの住所や目標を書いたメモを貼りましょう。 ※119番は緊急電話です。緊急時以外に119番をかけるのはやめましょう。
火災発見後の数分間が、被害の大小を決める大切なカギになっています。万一の場合は落ち着いて消火しましょう。
使い方をしっかり覚えて、万一のときには正しく使えるようにしておきましょう。
【消火器での消火】
2〜3m離れたところから、壁に向かって噴射し、はねかえった薬剤で火を消します。
※近いところから直接油面に噴射すると、油が飛び散り、やけどや火災の拡大につながります。
出火場所によって、玄関、裏口、窓、ベランダなどの出口の中から、一番安全で避難しやすい出口を選ぶようにします。また、お年寄りや身体の不自由な方の寝室は、避難しやすい場所にしましょう。
【日頃から避難口を確保しましょう】 避難方法は、日頃から2つ以上決めておき、安全に避難できるようにしておきましょう。 【消火をあきらめて避難するタイミング】 ひとつの目安としては、炎が天井に達したときですが、その前でも煙がひどい場合は、一刻も早く避難してください。 【いったん避難したら戻らない】 火災は時間とともに燃え広がり、煙も多くなって避難が困難になってきます。一度避難したら絶対に中へもどってはいけません。
※煙の中を逃げるとき 煙は上の方からたまります。姿勢を低くしてタオルか衣服を口にあて、呼吸を浅くしてできるだけ煙を吸わないようにしましょう。
必要なものを、目のつきやすい場所にリュックなどに入れて、いつでも持ち出せるように準備しておくことが大切です。
【次の例を参考にして非常持ち出し袋にいれておきましょう。】 ●食料品 乾パン、缶詰、インスタント食品等の調理が不要で長期保存ができる食料を、2〜3日分備えておきましょう。 ●飲料水 ペットボトル等を1人1日3リットルは用意しておきましょう。 ●救急セット 傷薬、胃腸薬、目薬、脱脂綿、包帯、絆創膏など ●衣類 下着、タオル、軍手など ●安全具 ヘルメットなどの保安帽 ●貴重品 現金、預金通帳、キャッシュカード、印鑑、有価証券など ●その他 ラジオ、懐中電灯、マッチ、手袋、ヒモ、ナイフ、缶切り、ビニール袋、防寒具など ※赤ちゃんのためにミルク、ほ乳ビン、おむつなど、老人や身体の不自由な方のためにおぶいひも、常備薬、担架などその他必要なものを準備しておきましょう。
非常持ち出し品はこちらから購入いただけます。
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